カスタムスキルをAlexa定型アクションから呼び出せるようになりました。Alexa定型アクションを使うと、Alexaに複数のアクションを、指定した順番に同時に実行させることができます。定型アクションは、カスタム発話や時間指定などで起動できます。あなたのスキルのユーザーをエンゲージし、スキルを繰り返し使ってもらえるようにするためのよい機会です。毎朝の準備の合間に、就寝前に、パーティーの時にもご利用いただけます。
定型アクションは、入眠用またはリラクゼーション用サウンドなどの長時間のオーディオを含むスキルや、毎日の豆知識スキルなどコンテンツを頻繁に更新するようなスキルに適しています。
定型アクションからカスタムスキルを有効にする機能は、 Developer voiceの投票でトップとなっています。今回、そのリクエストをかなえることができました。Alexaをより賢く、使いやすく、開発しやすくするために、引き続き新しいアイデアの投票や共有をお願いいたします。(Developer voiceの日本版はこちら。)
定型アクションをユーザーに知らせよう
ユーザーがスキルを定型アクションに入れると、開発者には、繰り返しスキルが使ってもらえるというメリットがあり、ユーザーにも簡単にスキルを起動できて便利になるというメリットがあります。定型アクションを使う資格を得るために、何もする必要はありません。ユーザーがAlexaデバイスで、スキルを有効にすることだけが要件です。有効にされたスキルはすべてAlexaモバイルアプリに表示され、ユーザーはアプリから定型アクションを設定して、スキルを呼び出しできます。ユーザーが体験するステップのスクリーンショットは以下のとおりです。
また定型アクションの使い方を、動画でもご紹介しています。こちらもぜひご覧ください：フレーズ指定での設定方法、時間指定での設定方法
スキルの新しい呼び出し方法について、ユーザーに知らせる方法は色々ありますが、電子メール、ソーシャルメディア、または既存のユーザーコミュニティを使うなどがあります。
ユーザーのリテンション率とエンゲージメント
定型アクションを使ったユーザーエンゲージメントは、スキルを繰り返し使ってもらえるよい方法です。ユーザーのリテンション率は、Alexa開発者コンソールのレポートタブで追跡できます。 定型アクション由来のユーザートラフィックも、Alexa開発者リワードプログラムの対象となります。スキルのコンテンツを最新に維持し、常に新しいものに入れ替えることが大事です。特にユーザーがスキルと定期的に対話するようになればなおさらです。スキルを繰り返し使ってくれるユーザーは、スキルをもう一度使ったときに、新しいコンテンツと対話できると期待するでしょう。
ユーザーにカスタムスキルが定型アクションで使えるようになったことを知らせて、スキルが繰り返し使われるようにしましょう。