Amazonアプリストアのリスティングとプロモーションに関するポリシー
Amazonアプリストアでアプリを公開すると、何千万人ものAmazonユーザーを通じてブランドや商品の口コミを広めることができます。Amazonは、ターゲットを絞り込んで自動的にマーケティングを行い、ひとりひとりにパーソナライズされたエクスペリエンスを提供するしくみを持っています。行動履歴を利用するアルゴリズムを使って、個々のユーザーにお勧めの商品を提案します。アプリの申請時に提供するマーケティングコンテンツの最適化は、アプリの販売促進に欠かせません。
アプリ審査のための情報提供
Amazonでは審査プロセスの一環として、申請されたアプリのテストを行い、Amazonアプリストアで公開できるかを判断します。このテストを行えない場合は、アプリを公開することができません。
Amazonがアプリのコンテンツをテストできない主な要因は、以下の2つです。
- アプリ自体の起動に問題がある。
- テスト用のログイン認証情報が提供されていない(必要な場合)。
使用に際してログインが必要なアプリの場合は、アプリの申請時に [テスト手順] フィールドにテスト用のログイン認証情報を記載するようにしてください。詳細については、アプリ申請ワークフローの手順7: その他の情報を入力するを参照してください。
また、適切なログイン認証情報を記載しておくことで、アプリのテストで問題が発生した場合にAmazon側でより正確なフィードバックも行えるようになります。
アプリの申請およびメタデータの要件
アプリのメタデータには、正確であること、知的財産権や著作権を侵害していないこと、アプリやアプリ内課金(IAP)アイテムの価格が含まれていないこと、ASIN(Amazon Standard Identification Number)が含まれていないことが求められます。メタデータには、アプリに関する以下の情報とアセットが含まれます。
- アプリタイトル
- 表示タイトル(Amazonアプリストアに表示されるタイトル名)
- 表示カテゴリー(Amazonアプリストアに表示されるカテゴリー)
- アプリの簡潔な説明
- アプリの詳細な説明
- アプリの特長(箇条書き)
- キーワード
- 画像(アプリのアイコン、スクリーンショット、プロモーション画像)詳細については、手順5: 画像とマルチメディアを追加するを参照してください。
リスティングおよびメタデータの違反例
このセクションでは、Amazonアプリストアのコンテンツポリシーに違反しているアプリの具体例を紹介します。ここで取り上げる例がすべてを網羅しているわけではありません。また、新たな問題の発生に伴って具体例が変更される場合があります。
- グローバルマーケット向けのアプリにもかかわらず、英語の商品説明がない(日本、ドイツ、または中国のみを対象とするアプリは除く)
- 以前に申請したほかのアプリと比較して、アプリやそのメタデータに独自性がない
- IAPアイテムの価格やASINがメタデータに含まれている、または価格が高すぎる
- サードパーティの知的財産権を侵害するメタデータが含まれている(アプリに変更点がない場合のメタデータの更新を含む)
- ロック画面やウィジェットなど、アプリにAmazonデバイスのユーザーエクスペリエンスをオーバーライドする機能がある
- アプリのカテゴリー分類が正しくない
評価、レビュー、インストールに関する注意事項
Amazonアプリストアでは評価やレビューの見返りとして、ボーナスインセンティブ(例:Amazonコインやその他ゲーム内通貨など)を提供することは禁止されています。アプリのユーザー数を増やす手段として、ユーザーがアプリをクリック、ダウンロード、インストールするようインセンティブを与えることも禁止です。また、不正・違法な手段でカスタマーレビューやランキングを操作したり、検索結果で上位になるよう細工を施したりすることも禁じられています。