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バージョン1.0.7リリースノート


バージョン1.0.7リリースノート

バージョン1.0.7では、Alexaとの統合、ホーム画面の [Watchlist] 行、検索結果のグリッド表示、VASTの機能強化などが提供されます。このバージョンは2018年1月16日にリリースされました(バージョン1.0.6は内部リリースでした)。

新機能

1.0.7リリースの新機能は次のとおりです。

Alexaとの統合

Fire App BuilderにAlexaがデフォルトで統合されるようになりました。音声コマンドを使用してメディアの再生を制御し、再生・一時停止・停止・早戻し・早送りなどを行うことができます。

Fire TVデバイスにマイクボタンがある場合は、マイクボタンを押しながらコマンドを発話します。または、Fire TVにEchoやEcho Dotをリンクしている場合は、マイクボタンを押さなくても、「アレクサ」というトリガーワードを言うことでコマンドを開始できます。一般的なコマンドには以下のものがあります。

  • 「アレクサ、再生して」
  • 「アレクサ、再開して」
  • 「アレクサ、一時停止して」
  • 「アレクサ、5分早戻しして」
  • 「アレクサ、5分早送りして」
  • 「アレクサ、早送りして」(デフォルトは10秒)
  • 「アレクサ、早戻しして」(デフォルトは10秒)

詳細については、Alexa統合を試すを参照してください。

アプリのホーム画面の [Add to Watchlist] ボタンと [Watchlist] 行

ビデオを表示すると、コンテンツの詳細画面に [Add to Watchlist] ボタンが表示されます。

[Add to Watchlist] ボタン
[Add to Watchlist] ボタン

ウォッチリストに追加したビデオは、アプリのホーム画面の [Watchlist] 行に表示されます。

ホーム画面の [Watchlist] 行
ホーム画面の [Watchlist]

(ウォッチリスト機能が不要な場合は削除できます。)

アプリのホーム画面の [Continue Watching] 行

アプリのホーム画面の [Continue Watching] 行には、最近視聴していたコンテンツが表示されます。

[Continue Watching] 行
[Continue Watching]

この行には、再生時間が10秒を超えたコンテンツが追加されます。しきい値を変更したり、表示されるアイテム数を制限したり、[Continue Watching] 行を削除したりするには、アプリホーム画面の [Continue Watching] 行の変更を参照してください。

画像のサムネイルでの残り時間表示

まだ最後まで視聴していないビデオを表示すると、画像のサムネイルにビデオの終わりまでの残り時間が表示されます。

サムネイルでの残り時間の表示
残り時間

コンテンツの詳細画面には、画像のサムネイルが次のように表示されます。

コンテンツの詳細画面で画像のサムネイルの下部に残り時間を表示
コンテンツの詳細画面で、最後まで視聴していないビデオの下部に残り時間が表示されます。

検索結果として返されたアイテムのグリッド表示

以前の検索結果ページでは、すべての結果が1行に表示されていました(検索結果が多い場合は水平スクロールが必要でした)。現在は、検索結果がグリッドの行に表示されるようになりました。

検索
検索。検索結果は検索バーの下にサムネイルとして表示されます。この例では、「diving」という語に一致するさまざまなビデオが表示されています。マイクボタンを押しながら、検索する語句を話しかけることもできます。音声がテキストに変換され、ここに入力されます。

VAST広告の機能強化: VMAPトラッキング、広告内のイベントの再生/一時停止/クリック、MiniBrowserのサポート

このリリースでは、VAST広告に関する大幅な機能強化がいくつか加えられています。

VAST: VMAPのbreakstart、breakend、errorトラッキングイベントのサポート

VAST広告コンポーネントで、いくつかの新しいVMAPトラッキングイベントがサポートされるようになりました。

  • breakstart(広告ブレークが開始されたとき)
  • breakend(広告ブレークが終了したとき)
  • error(広告ブレーク中に発生したエラー)

(VMAPとはVideo Multiple Ad Playlistの略で、1つのタグから複数の広告をスケジュールできる機能のことです。) Fire App Builderでこれらのタグがサポートされ、表示する広告に関するより詳しい情報を収集できるようになりました。VAST広告の構成方法については、VAST広告コンポーネントを参照してください。

VAST: 広告内のイベントの再生/一時停止/クリック

ビデオ広告の再生中、VAST広告内のイベントの再生・一時停止・クリックをユーザーが実行できるようになりました。この対話型機能は、アプリのcustom.xmlファイルにいくつかの文字列を追加するだけで有効にすることができます。詳細については、VAST広告コンポーネント(特に、VAST広告の構成というセクションの最後の手順)を参照してください。

VAST: VAST広告のウェブブラウザ表示(「MiniBrowser」)

Fire App Builderに、広告クリックを主としたユーザーの操作をサポートする、MiniBrowserというWebViewモジュールが追加されました。ユーザーがVAST広告内のリンクをクリックしたときに、MiniBrowserでターゲットのウェブページを開くことができます。VAST広告をMiniBrowserで開くには、ビデオクリックをMiniBrowserで開く方法を参照してください。

MiniBrowserコンポーネントでは、ライセンスと利用規約のファイルに対してマイナーアップデートが行われました。このコンポーネントはAmazon Software Licenseに基づいてライセンス付与され、ライセンス情報はterms_of_use.html(app > assets内)に記載されています。

BrightCoveメディアプレーヤーのサポート

デフォルトのAmazon Media Playerの代わりにBrightcoveメディアプレーヤーが使用可能になりました。Fire App Builderには、デフォルトでAmazon Media Player(AMZNMediaPlayerComponent)が構成されています。ただし、Brightcoveのメディアプレーヤーを使用する必要がある場合は、このメディアプレーヤーを代わりに使用することもできます。たとえば、BrightCoveに既に慣れている場合や、BrightCoveのオンラインビデオプラットフォーム(OVP)サービスを使用する場合に選択できます。詳細については、BrightCoveメディアプレーヤーコンポーネントを参照してください。

ログインが必要なコンテンツと無料コンテンツの同時提供

ログインが必要なコンテンツを提供している場合でも、ログイン不要の無料コンテンツを同時に提供することができます。たとえば、Adobe Passを使用して、ログインが必要なアプリコンテンツを提供しているとします。ログインアクセスを持たないユーザーには、一部のコンテンツを無料で提供して、定期購入につなげることができます。

以前のFire App Builderでは、ログインが必要なコンテンツと無料コンテンツを混在させることができず、すべてをログイン経由にするか、無料にするかのどちらかしかありませんでした。今後は2つのコンテンツタイプを組み合わせることができます。無料として設定したコンテンツはホーム画面の無料のカテゴリーに表示され、ユーザーはログインせずにそれらのコンテンツを視聴できます。詳細については、ログインが必要なコンテンツと無料コンテンツの同時提供を参照してください。

リフレクションとトランスレーションの簡単な切り替え

トランスレーションとリフレクションは、メディアフィードのプロパティをFire App Builderのコンテンツモデルにマッピングするために使用されるプロセスです。これまで、(デフォルトのトランスレーションではなく)リフレクションを使用する場合は、コンテンツレシピとカテゴリーレシピのマッピングロジックで別のモデル名を使用する必要がありました。1.0.7リリースでは、トランスレーションとリフレクションの両方で同じモデル名が使用されます。これにより一貫性が確保され、必要に応じてトランスレーションとリフレクションを簡単に切り替えることができます。

モデル名には、mで始まるキャメルケースの命名規則が使用されるようになりました。たとえば、方法(トランスレーションまたはリフレクション)にかかわらず、メディアフィードのdescription要素をFire App Builderの説明モデルにマッピングする場合は、description@mDescriptionを使用します。メディアフィードのtitle要素をFire App Builderのタイトルモデルにマッピングするには、title@mTitleを使用します。詳細については、matchListパラメーターを参照してください。

以前にカテゴリーレシピまたはコンテンツレシピでトランスレーションを使用していた場合は、マッピングロジックのモデル名を更新する必要があります(descriptionからmDescriptionに変更するなど)。詳細については、コンテンツレシピのmatchListパラメーターカテゴリーレシピのmatchListパラメーターを参照してください。

マッピングロジックには、mで始まるキャメルケースの命名規則を使用しないその他のタグ(Amazonエクストラライブストリームなどのタグ)が含まれている場合もあります。このようなタグは、Fire App Builderのコンテンツモデルの一部ではありません。詳細については、各機能に固有のドキュメントを参照してください。

ドキュメントの更新: マップ

Fire App Builderでのアプリのカスタマイズ、構成、ビルドの手順を案内するために、ドキュメントに複数のプロセスマップが追加されました。これらのマップでは、大まかな流れを示すプロセスを通じて、トピックからトピックへのフローをわかりやすく説明しています。これらのマップは、ドキュメント内でほとんどのページの上部に表示されます。詳細については、アプリ作成の全体プロセスマップを参照してください。

バグの修正

サンプルアプリのマニフェスト内のパッケージ名を更新

アプリのマニフェストに定義されているデフォルトのパッケージ名が更新され、amazonという文字列が削除されました。アプリのデフォルトのマニフェストは次のようになっています。

<manifest xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android"
          package="com.fireappbuilder.android.calypso">

このデフォルトのパッケージ名は、独自のアプリをセットアップするときに変更する必要があります(Fire App Builderのサンプルプロジェクトをカスタマイズするを参照)。パッケージ名にamazonが含まれていると、Amazonカタログとの競合が発生します(ただし、以前のアプリとの関連を維持したままパッケージ名を変更することはできません。これが問題となる場合は、開発者ポータルからサポートにお問い合わせください)。

READ_PHONE_STATEパーミッションを削除

以前は、アプリのマニフェストで暗黙的なREAD_PHONE_STATEパーミッション(英語のみ)が要求されていました。これにより、Fire App Builderで作成したアプリをGoogle Playに申請するときに問題が発生していました。このパーミッションは不要だったため、削除されました。

WRITE_EXTERNAL_STORAGEパーミッションがユーザーに要求される問題を修正

以前は、アプリをアップデートしようとすると、Amazonアプリストアからユーザーに外部ストレージへの書き込み(英語のみ)のパーミッションを求めるメッセージが表示されていました。この問題は、Fire App Builderマニフェストの変更によって修正されました。